ジャストアイディア・フラッシュアイディアを形にする方法10選
ビジネスシーンで最近よく使われるようになっている
ジャストアイディア・フラッシュアイディア ですが、
その意味とさらに良いアイディアにするための方法をご説明します!
・フラッシュアイディアとは?
・思いつきをそのまま言うと痛い目をみる?
・マンダラート
・欠点列挙法
・希望点列挙法
・オズボーンのチェックリスト
・TRIZ理論
・マインドマップ
・逆張り思考法
・なぜなぜ分析
・等価交換法
・6色ハット発想法(シックスハット法)
・ツールについて
・色々やってみたけどアイディアが生まれない…
意味は【思いつき】や【ふと頭に浮かんだこと】を指します。
「これは深く検討したわけではなく、単なる思い付きなのですが~」と言うより
「これはジャストアイディアなのですが~」と言った方がスマートな感じですよね。
まぁ言ってることは同じ何ですがニュアンスが少し変ってきます。
ジャストアイディアと同じ意味です。つまり【思い付き】や【ふと頭に浮かんだこと】です。
いくら言葉をカッコイイものにしても
結局は【単なる思いつき】にすぎません。
【なんでもいいからアイディアを出してくれ!】
という場合は思いつきを言ってもいいでしょう。
しかし、現実的なアイディアを求められる
会議やグループワークなどで思いつきをそのままいうと、
「フラッシュアイディアなんですけど、○○はどうでしょうか!」
古井
「理由は?そのアイディアってこういう問題があると思うけど?」
深木上司
「え~っとぉ……」
古井
このように考えが浅いととっさの質問に答えられない。
思慮が浅い人間と周りに認識されかねません。
ここでは、思いつきを思いつきままにせず、
頭に浮かんだアイディアを形にする方法を定番所からご紹介します。
3×3の9個のマスを用意します。
発想するテーマを真ん中のマスに書き、周りの8つのマスに関連する事柄を書いてきます。
そして、真ん中を除いたマスの中の内、1つを選びます。
さらに3×3の9個のマスを用意し、
先ほど選んだマスを真ん中にはセットします。
再び関連するアイデアを埋めていきます。
あとは何回もこの工程を繰り返してアイディアを深めていきます。
テーマの欠点や欠陥、
不満な点などを列挙して新たなアイデアを生み出していきます。
一言でいうなら【あら探し】
ポイントは徹底的にダメなところを探すこと。
問題点を列挙し終えたらそれを克服した状態をイメージし、
その方法を考えていきます。
以下は進め方の一例です。
- 1.テーマを設定
- 2.参加者がテーマに沿ったの欠点や欠陥・問題点・悩みなどを列挙
- 3.それらの問題点を解決するための方法を列挙
- 4.その中から良いアイデアを選択する。
細部(数字・人・モノ・時間・金など)を決めていければなおよし
「こうなりたい」「こんなのがあればうれしい」
という希望や願望から着想を得るフレームワークです。
当たり前とされている現状から遠ざかって、理想を挙げていきます。
現状の制約にとらわれないため、革新的なアイデアを見つけることも可能です。
以下は進め方の一例です。
- 1.テーマを設定
- 2.参加者がテーマに沿ったの希望や願望を列挙
- 3.列挙されたアイデアの中から良さそうなものを複数選択
- 4.選択した希望を中心に実現しそうなアイデアを深堀していく。
細部(数字・人・モノ・時間・金など)を決めていければなおよし。
以下の9つの項目をテーマを照らし合わせて、アイデアを考えていきます。
さきほどのオズボーンのチェックリストと少し似ているのですが、
TRIZ(トゥリーズ)理論とは、
問題を解決してきた人たちの過去数十万件の特許の発想を応用した理論です。
方法はあるテーマを、以下の項目にを当てはめていくと、
新たなアイデアが生まれやすくなるというものです。
・分けよ
・離せ
・一部を変えよ
・逆にせよ
・バランスをくずさせよ
・2つをあわせよ
http://triz.sblo.jp/archives/20070814-1.html
中心にテーマを決め、そこから放射状に関連することなどを配置して
アイディアの幅を広げていきます。
私は大学の講義でこの方法を教わり、今もよく使いまいます。
中心のテーマから伸びる枝には「疑問、5w1H、類似」することなどを設定し、さらにそこから思いつくことを書いていきます。
中心ほど抽象的なものに、外側ほど詳細に
類似する内容は〇や矢印をつける
常識としていることや、前提としていること、
ゴールなどを「あえて逆の思考や行動をした場合」に
どうなるかをイメージすることでアイディアを生み出します。
・消せないボールペン(前提)⇒消せるボールペン
なぜなぜ分析
トヨタも実施した1つのテーマに5回以上の【なぜ】を問う発想法です。
1つのテーマにたいして、5回ほどの「なぜ」を自問自答することにより、
隠れている本質的な原因や問題を突きとめようとする方法です。
問題解決としてのアイデアを出すときにオススメです。
5回でも原因や問題にたどり着けない場合はさらに「なぜ」を問いてください。
テーマとほかのものを置き換えて、アイデアを膨らませていく発想法です。
例えば新しい【コップ】を考えるときに、
《同じ水を入れる》という点で【水筒】をイメージして、コップに特有の性質を考えます。
水筒の特性⇒「携帯できる」「金属製」「飲み残してもOK」「ひもがついている」「保温できる」「こぼれない」
などの特性を持っていますから、これらをコップに取り入たら、
<携帯できるコップ><ひもがついているコップ><こぼれないコップ>などになります。モノの本質にフォーカスし、あとは付け足していくだけなので手軽にできる方法の1つです。
「客観的」「感情的」「否定的」「肯定的」「創造的」「思考的」
6つの多角的な視点から考えることで、
今まで見えてこなかったもの(アイディア)を発見します。
まず、【テーマ】と【ゴール目標】を決めてから作業に入るといいです。
白い帽子:客観的思考
客観的な情報・数字から、何が事実か考える。自分の意見は出さずに客観的に考える。
赤い帽子:感情的思考
直感、勘などの感覚的な面から考える。アイデアに対して思った気持ちを素直に考える。
黒い帽子:否定的思考
否定的な視点で物事を考える。リスクや問題点など粗を探す。
黄色い帽子:肯定的思考
肯定的な視点で物事を考える。あらゆるメリットを探す。
緑の帽子:創造的思考
物事をクリエイティブにとらえ、提案・希望などを、創造的なアイデアを思いつくままに考える。
青い帽子:思考的思考
会議の進行や調整をします。
設定した課題やテーマに沿っているか。
ゴールに向かって議論が進んでいるか。
特定のアイディアが多かったり少なかったりしていないか。
同じアイディアはまとめられないか。
このアイディアからさらに発展できないか。
総合的に見てどのアイディアがよさそうか。
複数人で行うブレーンストーミングでは、まず全員が同じ色の帽子をかぶります。
そして、次の色の帽子をまた全員が被っていきます。
オススメのツールをいくつか紹介します。
テーマを入れるといくつか質問が自動的に返ってきます。
その質問に答えていくことで良いアイディアを見つけていきます。
質問の最後にやった人たちの意見が見れるのですが、
私が見た限り好意的な意見が多かったです。
https://jp.xmind.net
マインドマップをPC上で簡単につくることができます。
無料版でも割と多機能で使えます。
ただ、最初は操作が結構複雑でとまどうかもしれません。
しかし、画面右上の編集をクリックしたり、
ヘルプ⇒ショートカットキーをクリックすれば大抵のやりたいことは分かります。
http://www.idea-plant.net/
オズボーンのチェックリストを一覧でより詳細に見ることができます。
ただ、ここまでやっても、
「考える限りのアイディアは出した!でも全然良いアイディアが出てこない!!」
という事があります。
それはすごい良いアイディアが生まれる前兆です!
下記の記事で詳しく解説します